
引越しってやることが多くて何から始めようと悩む方も多いですよね。まずは、やることをリストにして引越し準備をすると漏れがなくやることができますよ。事前に引越しシーズン、引越しオフシーズンについても参考にしてみてくださいね。
引越し業者に依頼した際の安い時期と高い時期
引越しとなると荷物も多いので引越し業者に依頼する場合がほとんどです。
実は引越し料金は時期や時間帯によって大きく変わります。
少しでも安く引越しができるように料金が安くなるタイミングを知っておきましょう。
引越し料金が高い月 (引越しシーズン) | 3・4・8・9月 |
引越し料金が普通の月 | 1・5・6・7・11・12月 |
引越し料金が安い月 (引越しオフシーズン) | 2・10月 |
3月4月8月9月は、転勤や進学などで引越しが増える月です。
引越し業者からすると料金が高くても依頼が多いので安くする必要がない時期です。
2月10月は、早めの進学準備や企業の転勤もある季節ですがトップシーズン程の料金ではありません。
1月5月6月7月11月12月は、転勤や進学なと引越となる理由が特にないので引越し業者への依頼が減る月です。
引越し業者は料金を安く設定し依頼を増やそうとします。

日別で考えてみましょう!
月の中でも業者に依頼が集中するのは月末です。
新しい月の始めから新生活をスタートする人が多いので前月の月末に引越しを済ませる人が多いためです。
月初から中旬までは繁忙月でも安く料金設定されている場合があるので引越し業者に確認してみましょう。

曜日で考えてみましょう!
一般的な国民の休日は、土日・祝日です。また休みの前日も引越しが多いので料金は高めに設定されています。
もし、有給休暇などが取りやすいのであれば、利用して平日に引越しをしましょう。
道路状況なども平日の方が空いています。

時間別で考えてみましょう!
午前中に引越しを済ませて午後から新居に、と考える人が多いので引越し依頼も午前中に集中します。
例えば、新居に運ぶのは翌日で良い、引越しの時間が遅くなっても構わないということであれば夕方から夜の時間帯で依頼すると料金も安くなります。
ただし、他の引越しが前の時間帯に入っていると仕事の進み具合により自分の引越しの時間が遅れる可能性があります。
月別・日別・曜日別・時間帯別に考えると、1月5月6月7月11月12月の月初から中旬の休日前の平日の夕方から夜に引越しができれば1番安く引越しができます。
現実的に考えるとすべてその通りにするのは難しいと思いますがどれかひとつだけでも実行できれば料金を抑えることができます。
やることが多すぎて自分だけでは荷造りできないということであれば、業者にやることを依頼することもできるので、見積だけでも取っておくといいでしょう。
引越し1ヵ月前にやること
引越しは、準備を早めにしておくとイライラせずにじっくりできると思いますのでやることリストを確認しながら引越し準備をしていきましょう。
まずは、引越し1ヶ月前にやることをチェックリストにしているので参考にされてください。
- 新居を決める
- 引越し業者に依頼するために早急に決めましょう。子供がいる場合は校区なども確認しましょう。
- 引越し業者に見積依頼
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引越しシーズンや長期休暇や週末は早いうちから埋まりやすいです。
単身の引越でない限り、家族全員の都合に合わせなければいけないので引越し日が限定されてしまいます。
希望日に引越しできるように早めに見積もりを取りにに来てもらい希望の引越し日をおさえておきましょう。
- 現住まいの退去連絡
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賃貸の場合、退去日を家主や管理会社に連絡しなければなりません。
賃貸借契約書にいつまでに連絡しないといけないのか記載されているので確認し忘れず連絡しましょう。
遅れると余分な家賃を払わなければいけなくなります。
- 転園、転校手続き
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子供が通っている幼稚園、保育園、学校に引越し日を報告し必要な手続きをしましょう。
自治体や公立、私立などによって手続きが若干違うので2回目以降の方も注意して行いましょう。
また幼稚園や保育園は定員の関係で引越し先の希望の園に入れない場合があるため、引越しが決まったら早めに見学にいくなどして第1希望以外にもいくつか候補の園を探しておくと安心です。
- ネット回線、固定電話の変更手続き
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インターネットの社会、スマホがあれば事足りという方もいらっしゃいますがWifiの環境をすぐに整えた方が通信量の面でお得です。
すぐにインターネット回線、電話が使えるように契約を検討している通信会社へ連絡しましょう。
- 駐車場、新聞などの解約手続き
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忘れがちな日常契約している駐車場や新聞などのサービスの解約です。
1ヶ月前までの連絡になっている場合が多く、過ぎてしまうと料金を取られる場合があります。
- 粗大ゴミの処分方法の確認
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粗大ごみは、自治体にもよりますが毎週受け付けてはくれないところが多いです。少なくとも月1回は出せる日があると思うので処分方法を確認しておきましょう。
- 不用品の処分
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洋服や本などはリサイクルショップで売れるものは売って後は荷造り前に処分しましょう。
引越し2~1週間前までにやること
引越し2~1週間前にやることをチェックリストにしているので参考にされてください。
- 荷造り
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使っていないものやシーズンものから詰めていくと早いです。子供が小さいと思うように進まなかったりするので余裕を持って荷造りを始めましょう。
- 役所への手続き
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住民転出届、国民健康保険は転出の2週間前から手続きを行うことができます。
介護保険や児童手当などの福祉関係、印鑑登録などは転出届をだしてからの方がスムーズに行えます。
- 学校転校届け
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子供が転校する場合は必要です。
- 郵便物の手続き
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郵便局に新住所への転送依頼をします。郵便局の窓口、専用はがき、インターネットで手続きができます。
転送依頼をしておかないと、新住所に郵便物が届きませんし、旧住まいに新しく住まれる方にも迷惑なので必ず転送依頼はしましょう。
- 水道・電気・ガスの手続き
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水道会社、電気会社、ガス会社に停止、新住所の使用開始を連絡します。
ガスは利用開始の時に立ち合いが必要になるので早めに連絡し立会日を決めましょう。
- その他の手続き
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各種保険や携帯電話会社、クレジットカード、銀行口座、車関係などの住所変更手続きも忘れず行いましょう。
代理店やインターネット、電話での手続きが可能です。
- 挨拶品の用意
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引越し前後に近所に挨拶にいく時に渡すものを用意しておきましょう。
日持ちするお菓子や日用品などが一般的です。
引越し前日までにやること
引越し前日にやることをチェックリストにしているので参考にされてください。
- 荷造りの仕上げ
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荷造りは、前日までに出来るだけ終わらせましょう。
カーテンなど当日まで必要なものは片づけた後さっと段ボールに入れらるようにしておきます。
掃除道具は引っ越し当日も使うので最後まで出しておきましょう。
- 冷蔵庫、洗濯機の水抜き
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冷蔵庫、洗濯機は水抜きの作業が必要になります。
メーカーや型によって異なるので必ず説明書で確認して行いましょう。
洗濯機は、水抜きをすると使用できなくなるのでコインランドリーを使用するなどどうするか考えておくと不安が解消されます。
- 手荷物の準備
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貴重品や業者に払う現金などは紛失などのトラブルを避けるためにも肌身離さず身につけておきましょう。
引越し当日のやること
引越し当日にやることをチェックリストにしているので参考にされてください。
- 掃除
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荷物をすべて出し終えないと出来ない場所もあるので掃除機など最後まで使う掃除用具は出しておきます。
- 引越しの確認、業者への精算
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引越し業者への指示、立ち合いなどが必要です。
- 旧住まいの電気のブレーカーを落とす
- 公共料金の精算
- ご近所への挨拶
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引越し前のご近所へはもちろん新住居への挨拶もできる限り早めに行いましょう。
引越し後にやること
引越し後にやることをチェックリストにしているので参考にされてください。
- 新居のガスの立ち合い
- 電気のブレーカーをあげる
- 荷ほどき、片づけ
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家族で協力して行いましょう。
- 役所手続き
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転入届、国民健康保険の手続きは転入後14日以内に行います。
また国民年金、福祉関連、印鑑登録などの手続きも出来るだけ早くしましょう。
子供が転校する場合は学校転入届けも必要です。
住民転入届けと一緒に行えばスムーズです。犬を飼っている方は犬の登録も必要です。
- 運転免許所などの住所変更
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運転免許証の変更は引っ越し先の警察所、運転免許センターで行います。
一番最初に運転免許証の変更を行えば他の変更手続きに時に便利です。
- 自動車登録変更
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転入後15日以内に陸運局事務局で行います。
新居決めから役所手続きまで引越しが終わるまでやることが多いですがリストを活用し、家族で協力して乗りきりましょう。