
保育園での様子が分かる唯一の方法が保育日誌。
保育日誌をきちんと書かれていないと文句を言う親御さんはいますよね。
今回は、現役保育士ミッキーさんに保育日誌のイロハを教えてもらいましたよ!
これから保育士として働かれる方や保育士として働いている方も参考にされてみてください。
保育士は子どもの世話だけが、仕事ではありません。
書類も沢山あります。
これが片付かない事には、仕事が終わったとはいえません。
毎日大きな負担がある保育日誌をどんな効率よく書く方法はあるのでしょうか?
保育日誌ってどんなもの?
保育日誌は、一般的な会社員の方の仕事で言うところの業務日誌や書類のようなものです。
毎日仕事を溜めていると机の上に書類が溜まっていく…業務日誌を書かないと昨日したことが思い出せない…と聞きますが、まさに毎日書かないとどんどんと保育日誌がたまっていき、身動きが取れなくなってきます。
「今日は忙しいから明日でいいや」と後回しにしていると、後で大変な思いをしなければなりません。
こんな経験はありませんか?
本来、保育日誌はその日の保育を振り返るもの。
書けばいいというものではありません。
ためて書くというのは、日誌の本来の意味にも繋がりません。
【保育日誌に書く内容】
- カリキュラム・行事
- 天候
- 保育のねらい・内容(前日までに決まっていますね)
- 子どもの様子
- 反省・評価
これらを毎日書く必要があります。
1日をなんとなく過ごしていると、書くポイントが定まらずペンを持ったまま考え込まなければなりませんよ。
【保育日誌を書くときのポイント】
- その日の活動内容だけになりがちです。
子どもの様子や、反応、流れを書くようにすると、意味があるものになる。 - 子どもの姿は特にしっかり記入する。
- “ねらい”に対して保育はどうだったかを客観的に書けるようにする。
効率よく保育日誌を書く方法
その日のことをすべて書こうとすると、何時間あってもたりません。
そんなに書くスペースもありませんし、そもそも書類の意味が消えてしまいます。
見返した時に、わかりやすく保育を振り返ることが出来る物にしなければなりませんね。
しかも保育終了後に書くものですから、少しでも時短したいですよね。
そこでこのようなポイントがあります。
1.保育の見る目線を決める
同じ保育でも漠然と保育しているのと、しっかりと目的を決めてしているのとでは大きな違いがあります。
漠然と保育していては子どものためにもなりませんし、書類に書く時に何を書いていいのかわからなくなってしまいます。
まずは保育をしっかりと整えることが大切です。
その上で、どんな所に着目するかです。
そんな意識があれば、保育のネタは頭にどんどんとためていく事ができますよ。
2.気づいたことをメモする
気が付いたこと頭に入れておくことが不安な方は、メモを書きとめることもいいですね。
段々と頭にいれておけるようになりますよ。
3.6W2Hを意識する
この形を意識することで、読みやすい文章になります。
見返してもわかりやすいですね。
まとめ
保育を振り返るための保育日誌です。
わかりやすく書くことが大切です。
でもそこに時間をかけていては、毎日の仕事がとても大変ですよね。
いかに時短して仕事を済ませるかが、ポイントですよ。
自分なりの時短短縮術を身に着けてくださいね。