
お子さんとの時間をどのように過ごしていますか?
絵本を読んでと頼まれたら、あなたはどんな風に接していますか?
「あとで」と後回しにしていませんか?
うちは、小さいときから睡眠の前に3冊は本を読むという習慣をつけたことで、よっぽど何かない限りは本を読んでから寝ています。
子どもにとって絵本は心を育てるとっても大切なものなのです。
絵本はどんな風に子どもに影響を与えるのか現役保育士ミッキーさんに伺いました!
絵本とテレビの違い
絵本は子どもにとってどんなものなのでしょうか?
絵本は日常生活で経験することが出来ないことを体験できるものです。
もちろんテレビでも経験できますが、少し違います。
テレビは受動的ですよね。
気に入ったところがあってもずっと見ている訳にはいきません。
映像はどんどん流れていきます。
また、3歳までの子どもの脳にテレビの電波は大きな影響を与えるという結果が報告されています。
あまりオススメしません。
絵本はというと、気に入ったところは何度でも繰り返すことができますし、自分のペースで読み進めることができます。
言葉が多く書かれていない分、想像力は膨らみます。
色彩などの感覚も養われていきますね。
ちがいをみると絵本がとてもよいことがわかりますか?
絵本から子どもが得るものは多いのです。
絵本からどんな経験をする??
子どもが「絵本よんで」とせがむことがありますね。
そんな時、いろいろと理由をつけて後回しにしてしまうケースが多いようです。
共働きが主流となってきた現代、そんなに簡単に時間を作ることはできませんよね。
だからと言って、ずっと後回しにしていてはいけません。
絵本は1人で見ることもできますが、大人と一緒に見ることもできます。
そんな中で子どもが吸収していく事があります。
1.言語力
絵本ですから、それを読もうと言語力が身についていきます。
まだ文字が読めない子どもでも内容を覚えてそれなりの事を言いながら読み進めたりするんですよ。
2.集中力
内容に興味をしめせば集中力を発揮します。
私が勤める保育園では本を読む習慣がありますが、そこで年中さんの子がずーっと絵本を読んでいるんです。
知りたいことがあると夢中になって絵本を読んでしまうんですよね。
あの集中力はすごいです。
3.想像力
説明書きが多く書かれていないものは時に、その絵で想像力を働かせます。
内容には出てこない事でも、絵の一部を見ていろいろとイメージすることができます。
4.1対1の時間
絵本の内容も大切なのですが、その時間も大切です。
お母さんに読んでもらう時間は子どもにとって最高の時間。
忙しいお母さんが自分だけを見てくれているのですから、子どもは心が満たされていきます。
絵本の内容も大切ですが、それだけではないものが子どもに伝わっているんです。
まとめ
絵本を侮ってはいけませんよ。
子どもによい絵本を沢山与えてあげてください。
そしてお子さんとの時間を大切にしてあげてくださいね。