
子どもって急に人見知りをはじめますよね。
パパもママも接客業をしているからそんなに人見知りはしない方なんだけど、子どもの人見知りって成長するうえで必要なのかしら?現役保育士ミッキーさんに相談してみましたよ。
子どもは時期になると人見知りをし始めますね。
子育てママには経験があるでしょう。
今まで泣いていなかった相手に対してどうしてそんなに泣くのかわからなくなりませんか?
子どもは何を思い、人見知りを始めるのでしょうか?
改善方法はあるので心配しなくても大丈夫ですよ。
人見知りって何??いつごろから起こるの?
人見知りは1歳の頃に見られるものです。
今までは誰にでも笑顔を振りまき楽しく過ごせていたのに、急に親しい人以外に泣くようになります。
その泣き方もすごいもので、何か起こったのかと思うほどですよね。
泣かれる方も切ないものですが、親しいものにとっては辛い状況にもなります。
どこに行くにもついて回るようになっては家事もろくにできません。
人見知りは急に起こりますが、それは実は成長だということをご存じでしたか?
つまり人見知りは良いことなのです。
成長というと身体の育ちをすぐにおもいうかべるでしょうが、それだけではありません。
成長は心にもあります。人見知りは心の発達なのです。
人が育つ上で心の成長はとても大切です。
そんな風に考えると人見知りも少し見方が変わってきませんか?
人見知りは実は欠かせない成長だった!!大切にしたい心の育ち
人見知りが成長だといっても、あのような行動が成長とはすぐにつながらないですよね。
でもその行動の意味を考えると子どもの気持ちが見えてきます。
人見知りがはじまるまでは、欲求を満たしてくれる人なら誰でもよく、誰に抱かれても笑顔になりました。
それが人見知りがはじまると親しい人・・・それどころかお母さん以外は受け付けなくなってしまうこともしばしばです。
しかし裏をかえせば、親しい人・お母さんなどが認識できるようになり、それ以外の人が危険かもしれないと考えることが出来るようになったということです。
その成長はとても素晴らしいものだと思いませんか?
その考えが育っていなければ、どんな人にも不信感なくついていってしまうようになるかもしれません。
いつも世話をしてくれる人を認識できないかもしれません。
心の育ちは欠かすことのできない、大切なものなのです。
人見知りと上手く付き合うにはどうすればいいの?
他人と親しい人ととの区別がついたということの証である人見知り。
心の成長にうまく付き合ってあげることが大切です。
1.無理強いしない
泣いているのに無理にだっこをしたり、泣き止ませようとしたりするのは逆効果です。
それどころか成長の妨げになりかねません。
無理強いはやめましょう。
2.お母さんと親しく
お母さんは信頼できる存在です。
そんなお母さんと親しく、笑顔で話をしている姿をみると「この人は危険ではないかも・・」と考えだします。
逆にお母さんがその人を避けるような行動をとったり表情をすると子どもはそれをキャッチしてしまいます。
3.おもちゃを介して接近
おもちゃというアイテムを間にはさむことで、距離が縮まるでしょう。
あまり近づきすぎるのは危険ですが、少しずつ距離を縮めるにはよい方法ですよ。
どの方法も持久戦です。すぐに解決する問題ではありません。
諦めずに向き合ってあげることが大切ですよ。
まとめ
人見知りの行動は大人からすればうっとうしいかもしれません。
でも子どもにとっては欠かすことのできない成長なのです。
成長であることを頭において、子どもの不安感などを感じ対応してあげてくださいね。

現役保育士ミッキーさんに相談するといつも安心するわ~。