毎日使用しているお風呂、気が付けばカビがいっぱいなんて経験もありますよね。
毎日掃除しているはずなのに、至るところにカビが生えてしまうのがお風呂です。
体をキレイにする場所にカビ菌がいっぱいなんてことを避けるために、お風呂のカビについて勉強しましょう。
カビの繁殖を抑えるにはこまめな掃除
カビが発生してしまう原因として、湿度・温度・栄養・水・空気などがあり、カビにとって人間のアカや髪の毛などは栄養となるのでその残りで繁殖が増えてしまいます。
梅雨の時期は、湿度が高いためカビが繁殖しやすいなんてテレビで聞いたことはありませんか?
小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では特にカビには敏感になりますよね。
カビの繁殖を抑えるには、こまめに掃除をすることが1番手っ取り早いです。
お風呂のカビを除去する方法
カビ取り剤を使う
カビで汚れてしまった浴室、なんとかしてキレイにしたいですよね。
カビの除去に効果があるのがカビ取り剤です。
ホームセンターやスーパー、薬局などで手に入れることができますし、カビの気になる部分にスプレーして時間を置いて水で洗い流すだけなので簡単に掃除ができます。
しかし、こういったカビ取り剤は強い洗剤なので少し抵抗があるという方もいるでしょう。
片栗粉を使った洗剤を使う
そこでおすすめしたいのが、料理にも使用される片栗粉を使ったカビ取り洗剤です。
片栗粉であればどのご家庭にもあると思うのでこちらを試してみてはいかがでしょうか?
片栗粉と酸素系漂白剤を1:1の割合で混ぜて、ペースト状になるまで練り込んだら、あとはそのペーストをカビの気になるところへ塗っておくだけです。
5分くらい時間を置いたら、熱いシャワーで洗い流すだけというとても簡単なカビ除去方法です。
どちらの方法を行うにしても、必ず手袋をして行うようにしましょう。
お風呂のカビ掃除のおすすめの順番
お風呂の掃除、どこからやるのがベストかというと、実は天井から行うことをおすすめします。
カビの胞子は浮遊して色々なところに繁殖するため、壁や床から掃除をしても天井からのカビの胞子がまた壁や床に付着してカビを発生させてしまう恐れがあります。
天井から掃除をして徐々に下へ掃除を移動していけば効率がいいです。
といっても、毎日お風呂の天井を掃除する人は少ないと思います。天井を掃除するのは大掃除のときくらいかと思います。
毎日の掃除のポイント
毎日の掃除では、お風呂上りのまだお風呂が濡れている状態の時にスポンジなどで汚れ落としをしておきましょう。
濡れている状態であれば、汚れの落ち具合も翌日に比べて落ちやすいです。
スポンジで汚れを落としたら、シャワーで綺麗に洗い流しますが、その際に水を使うようにしましょう。
カビは湿度が高いと繁殖しやすくなるため、水で浴室内の湿度と温度を下げるのがポイントです。
最後に水滴をしっかりと拭き取ること、これで湿度が下がりカビの繁殖を防いでくれます。
よく洗ったらそのまま自然乾燥にしている人が多いのですが、拭き取ることが大事なのです。
また、常に換気を行うことで空気がこもらなくなるので入浴後の換気も大事です。
換気扇掃除をする方はこちらの記事もおすすめです。
お風呂のカビ掃除で絶対にしてはいけないこととは?
お風呂掃除もいまいち知識がないと間違ったカビ取りをしてしまいます。みなさんもこのようなことをしていませんか?
- 濡れた状態でカビ取り剤をつける
- カビ取り剤を使用した後に、カビを落とそうとこする
濡れている状態にカビ取り剤は貼付してはいけません。効果が半減します。
カビ取り剤をした後は、こするのも禁止です。こすって取れるようなまだそこまで頑固ではないカビにはカビ取り剤ではなく浴室用の洗剤などでこすり洗い流すようにしましょう。
浴室天井のカビを除去する方法は?
大掃除の時に、浴室天井の掃除をしようと意気込んだものの、どうやって掃除するの?なんて悩みますよね。
天井掃除にはワイパーを使うことをおすすめします。
お部屋掃除にも使用されるクイックルワイパーを使って、簡単にお掃除ができます。
間違った掃除をしてしまうと天井のカビの胞子が浴室に落ちてしまいますので、クイックルワイパーにシートをつけてカビ取り剤で掃除してキレイに拭き取るようにしましょう。
天井のカビもあまり見た目には分かりませんが、たくさんのカビが繁殖しています。
天井の掃除は洗剤が落ちてくる可能性も高く、人体に影響を及ぼしてしまってはいけないので、必ず完全防備をして行うようにしましょう。
天井だけは自分では難しいという場合やお子さまが生まれる前にお風呂のカビ除去は、しておきたいという方は、お掃除代行業者や家事代行サービスを利用してみるのもひとつの方法です。
カビの繁殖を防ぐために少し手間をかけるだけで快適な入浴タイムになります。
毎日のお風呂が1日の疲れを落としてくれるリラックスタイムの方も多いと思いますので、日頃から掃除することを心がけてみてください。